「<敵>と呼ばれても」
著:ジョージ・タケイ
私の好きなブロガーさんが、ミュージカル「アリージャンス〜忠誠〜」の話の流れで紹介しており、バンド・デシネにも興味があったので図書館で注文。
もう少し、時代背景を予習してから読むべきだったかな。
でも第二次世界大戦中、日本人だという理由で収容所生活を強いられた(しかもアメリカ生まれアメリカ育ちの人も多くいた)様子が、ありのまま描かれている。
すごく残虐性がある訳でもない。本人は当時子どもだったこともあって、収容所生活が「普通」だったことをそのまま描いていて、そこから時々垣間見れる両親の悲しみや葛藤に心が痛む。
しかしバンド・デシネが読みづらい。
マンガに慣れすぎているかなと思ったが、このバンド・デシネの構成がイマイチなのでは……と思ってしまった。