トータル・リコール
久々のSF小説。
案外、SFって好きなのかも、と思う今日この頃。
想像上の国や機械や生物が、どれだけ自然に出てくるかという部分も興味深い。
今回初めてSFの短編集を読んだけれども、短い中でもそれぞれの世界観にしっかり入り込めて楽しかった。
今回好きだったのは
「地球防衛軍」
「ミスター・スペースシップ」
「非O」
の3つ。
「非O」は特に、SFというよりも人間科学的な感じで面白かったし、こういうタイプの主人公は初めてだな、、と感じた。
「地球防衛軍」はありがちな設定だし、結末も想像はできたが、ドキドキしながら読み進められる感があった。
「ミスター・スペースシップ」は正直設定が雑、、と思う点もあるが、新鮮だった。
フィリップ・K・ディックの短編集、コンプリートしてみたいと思う。