一寸先の闇

一寸先の闇

澤村伊智 怪談掌編集

著:澤村伊智

 

 

SNSで見かけて気になった一冊。

ちょっと不気味なショートストーリーが詰まった本だった。

 

澤村さんの作品は「ホラーエンタテインメント」と評されているようで、どれもサクッと読めた。

(小学生向けに発行されている「5分で読める〜」シリーズにも入っているようで、確かにショートショートは子どもでも読みやすそう)

 

この中で好きだったのは「さきのばし」。

こうだろうな、と思う展開を何回も越えてきて、笑ってしまった。でも結末はもちろん後味が悪い。

 

 

全体的なテイストは正直私の好みではなかったが、長編は少し気になっている。映画化されている「ぼぎわんが、来る」を読んでみようか。